
良質な中古車を予算内で見つけることに多くの子育て世代の人が悩んでいます。中古車選びは、安全性と快適性の確保が重要なポイントです。この記事では、中古車を選ぶ前にやることや選び方、お得に購入するコツを解説します。記事を読めば、予算を考慮しつつ家族のニーズに合った中古車を選ぶためのポイントがわかります。
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中古車を選ぶ前にやるべきこと

中古車を選ぶ前にやるべきことは、以下のとおりです。
- 中古車を購入する目的を明確にする
- 予算を設定する
- 中古車のメリットとデメリットを把握する
中古車を購入する目的を明確にする
車選びを始める前に、まず中古車を購入する目的を明確にしましょう。子どものいる30代夫婦の場合、以下の目的が想定できます。
- 通勤
- 買い物
- 家族旅行
- レジャー活動
- 子どもの送迎
- 荷物の運搬
目的に応じて車内の広さや燃費、積載能力を基準に選んでください。子どもを乗せた際の快適性や安全性能も大切です。子どもの成長により大きな車が必要になるなど、将来的なニーズも考慮に入れましょう。
予算を設定する

家計の収支を確認し、無理のない予算を設定してください。車本体の購入には頭金や月々のローン返済額がかかります。車の維持費は税金や保険、メンテナンス費用です。必要経費の10〜20%程度の額を予算に加え、余裕を持たせるのがおすすめです。予算には将来の家族計画や収入の変動も考慮しましょう。
新車と中古車の価格差、ローンの金利や返済期間も比較する必要があります。予算オーバーの車種は最初から候補から外せば、予定外の出費を避けられます。予算内で最大限の満足度を得られる車を探すことが、賢い中古車選びの秘訣です。
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中古車のメリットとデメリットを把握する
中古車のメリットとデメリットを十分に理解したうえで、購入を決めることは大切です。中古車は新車より安い価格で購入でき、車種の選択肢が豊富というメリットがあります。納車までの期間が短く、新車のような急激な価格下落が少ない点もメリットです。
デメリットは、故障リスクや保証期間の短さです。子育て中の家族にとって必要な最新の安全機能や技術が搭載されていない中古車もあります。燃費性能が新車より劣り、燃料費がかかる可能性も考慮しましょう。
中古車の選び方

中古車を選ぶときは、以下のポイントに注目してください。
- ボディタイプ
- 走行距離と年式
- 外装と内装の状態
- 電装系・車内装備の動作状況
- タイヤの状態と車検の残り期間
- 定期点検整備記録簿の有無
- 修復歴・事故歴の有無
ボディタイプ
子どもがいる30代夫婦には、車内空間が広く、多人数乗車が可能なボディタイプがおすすめです。ミニバンやステーションワゴン、SUVが当てはまります。ミニバンの特徴は車内が広く、荷物の積載にも適しています。ステーションワゴンは家族向けの設計で荷室が広く、燃費が良いのが特徴です。
SUVは車内からの視点が高く、悪路でも走りやすい車種です。スライドドア車は子どもの乗り降りがしやすく、狭い場所でも運転しやすいメリットがあります。家族の快適性と安全性を考慮し、用途に適したボディタイプの車を選びましょう。
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走行距離と年式

走行距離と年式は、中古車の状態を判断するうえで重要なポイントです。走行距離が少なく年式が新しいほど、車の状態は良い傾向があります。平均的な年間走行距離は、約1万kmです。走行距離が10万kmを超える中古車は、部品の劣化や故障のリスクが高いため注意しましょう。
年式が10年以上経過した中古車も、部品交換や修理が必要になる可能性があります。中古車選びでは、走行距離と年式のバランスが大切です。同じ年式なら走行距離が少ないもの、同じ走行距離なら年式の新しいものを選んでください。走行距離と年式を考慮したうえで、使用目的や予算に応じた車を選ぶことがおすすめです。
外装と内装の状態
外装と内装の状態は、中古車の全体的な状態を示す指標です。以下の状態を確認してください。
- ボディの傷や凹み
- 塗装の状態や色あせ
- 錆びや腐食
- ドアやトランクの開閉具合
- シートの擦れや破れ
- 内装の匂いや汚れ
- ダッシュボードのひび割れや変色
中古車の全体的な状態を丁寧に見て、劣化度合いを確認しましょう。見た目だけで判断せずに、専門家による詳細な点検を受けることも大切です。
電装系・車内装備の動作状況

電装系や車内装備の機能が正常に動作しているかどうかで、中古車の快適性や安全性を測れます。以下の項目をしっかりと確認することがおすすめです。
- エアコンの冷暖房機能
- パワーウィンドウの開閉
- ワイパーの動作
- ヘッドライト・テールライトの点灯
- ウィンカーの作動
- ホーンの音
- カーナビの起動と動作
- オーディオシステムの音質
機能が正常に動作しているかどうかは、実際に乗って確認してください。素人目ではわかりにくい部分もあるため、信頼できる整備士や中古車販売店のスタッフに同行してもらうのも良い方法です。電装系や車内装備に不具合がある場合は、修理に高額な費用がかかることがあります。
タイヤの状態と車検の残り期間
タイヤ交換や車検にかかる費用も購入予算に含めて考えると、想定外の出費を防げます。タイヤの残り溝は、法定基準の1.6mm以上あることを確認しましょう。タイヤの製造年月日が5年以上経過している場合は、注意が必要です。タイヤの偏摩耗や亀裂の有無、スペアタイヤの状態も併せて確認してください。
車検の残り期間が長い車は、購入後すぐに車検費用がかからないメリットがあります。車検残り1年未満の場合は、車検にかかる費用を理由にした値引き交渉が可能です。子どもがいる家庭では、安全性の優先度がより高まります。予算を考慮しつつ、安全性が確保できる中古車を選びましょう。
定期点検整備記録簿の有無

定期点検整備記録簿は、車両の整備履歴を確認するために重要な書類です。記録簿があることは、車両が定期的にメンテナンスされていた証明です。中古車の信頼性と状態を判断する重要な指標であり、購入時の安心材料でもあります。記録簿の内容を確認することも大切です。
定期点検の実施状況や修理の履歴、部品交換の記録などを確認すると、今後必要になるメンテナンスの予測ができます。記録簿がない中古車を購入する場合は、注意が必要です。メンテナンスが不足している可能性があり、より慎重に車両の状態を確認してから購入する必要があります。
修復歴・事故歴の有無
修復歴や事故歴を確認すると、中古車の安全性や将来的な維持費の予測ができます。車両状態証明書や専門家による車両検査サービスによって、修復歴や事故歴の確認が可能です。目視でもボディのつなぎ目の不自然さや色むら、ドアやボンネットの開閉の不具合などで事故歴を推測できる場合があります。
修復歴がある車は低価格で販売されているケースが多いものの、安さだけで購入を決めてはいけません。事故歴がある車は、見た目ではわからない構造的な問題を抱えている可能性があります。子どもを乗せる車を選ぶ際は、将来的なトラブルのリスクを避け、修復歴や事故歴がない中古車を選ぶのがおすすめです。
中古車をお得に購入するコツ

中古車を安く購入するコツは以下のとおりです。
- 中古車が安くなる時期を狙う
- フルモデルチェンジ後を狙う
- 不人気車を狙う
- 試乗車落ちや代車落ちを狙う
中古車が安くなる時期を狙う
中古車は価格が変動する時期があるため、把握しておくとより良い条件で入手できます。中古車は以下の時期が狙い目です。
- 年度末:2〜3月
- ゴールデンウィーク前後:5月頃
- お盆前後:8月頃
- 年末:12月
ディーラーが販売ノルマ達成のための値引きをする時期は、中古車の在庫が増えて価格が下がります。4WD車以外を検討している場合は、需要が低下して価格が下がる冬季の購入がおすすめです。
フルモデルチェンジ後を狙う

新型モデルが発売されると旧型モデルの価格が下がりやすいため、フルモデルチェンジ後を狙うのがおすすめです。新型モデルの発売から3〜6か月後に注目しましょう。旧型モデルの在庫処分が始まり、中古車市場でも需要が減少するため、値引き交渉の余地が生まれます。
新型モデルの発売時期を事前にチェックし、ディーラーや中古車販売店で旧型モデルの在庫状況を確認するのもおすすめです。旧型モデルでも性能や安全性は劣りません。多くのメーカーでは、旧型モデルの部品の供給や修理対応も問題なく継続します。購入時は新旧モデルの違いを確認し、必要な機能を見極めることが大切です。
不人気車を狙う
以下の不人気車を狙えば、お得に中古車を購入できる可能性が高まります。
- ブランドイメージが低いメーカー車
- デザインや機能が特殊な車種
- 低燃費性能車
- 生産終了や販売終了が決定しているモデル
- マイナーチェンジ前の旧型モデル
- 知名度の低い輸入車
不人気車を選ぶ際は、部品の調達や修理の面で不便がないかの確認が必要です。
試乗車落ちや代車落ちを狙う
試乗車や代車として使用された中古車を購入すれば、新しい車をお得に手に入れられます。ディーラーで管理されているため、走行距離が少なく整備状態が良い点がメリットです。試乗車落ちや代車落ちは競争率が高く、人気車種は入手困難になるケースもあるため注意が必要です。
試乗車落ちや代車落ちは新車ではないため、内装に使用感があったり小さな傷がついていたりする場合があります。モデルの販売時期や在庫状況などによっても、価格変動の可能性があります。使用履歴の確認や通常の中古車との比較検討をして、慎重に選ぶのがおすすめです。
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中古車購入時の注意点

中古車購入時の注意点は、以下のとおりです。
- 信頼できる中古車販売店を選ぶ
- 見積書の内訳をしっかり確認する
- 必要書類と保証内容を確認する
信頼できる中古車販売店を選ぶ
信頼できる中古車販売店を選べば、良質な中古車を手に入れる可能性が高まります。中古車販売店を選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。
- 業界団体加盟の有無
- 在庫の質と量
- 保証・アフターサービス
- 店舗の清潔さ
- 従業員の対応
- 価格の透明性
- 大手ディーラー認証の有無
- 顧客の声や口コミ
試乗や現車確認の機会を提供する販売店は、中古車の質に自信を持っている傾向があります。インターネット上の情報だけでなく、実際に店舗を訪れて雰囲気を確かめることがおすすめです。複数の販売店を比較検討すれば、より良い選択ができます。
見積書の内訳をしっかり確認する

見積書の内訳は、一つひとつ丁寧に確認してください。中古車の購入時には、本体価格以外に登録費用や税金、保険料などの諸費用がかかります。不明な費用や追加料金がないかを確認することは大切です。わからない項目があれば、購入を決める前に質問し、詳しく説明してもらいましょう。
オプション品を付ける場合は、本当に必要かどうか家族でよく話し合ってください。不要なオプションを外せば、費用が抑えられる可能性があります。中古車は新車よりも価格交渉の余地がある場合が多いため、遠慮せずに交渉するのも1つの手です。現金一括払いか、ローンを組むかの選択によっても総額が変わります。
ローンを組む場合は、金利の条件をよく確認してください。古い車の下取りを同時に行う場合は、他の買取業者の査定額と比較し、適正な価格かどうか判断しましょう。見積書は有効期限を過ぎると条件が変わる可能性があるため、期限内に決断を下すことも大切です。
必要書類と保証内容を確認する
中古車の購入時は、車両の所有権移転や登録手続きに以下の書類が必要です。
- 自動車検査証
- 自動車税納税証明書
- 印鑑証明書
- 委任状
- 譲渡証明書
- 車庫証明書
- 整備記録簿
- 自賠責保険証書
必要書類を事前に準備しておくと、購入手続きがスムーズに進みます。保証内容をしっかり理解することも、万が一のトラブル時に対応するために重要です。保証期間や適用範囲、除外事項を確認しておきましょう。修理の必要が生じた場合の手続き方法も知っておくと安心です。
中古車の選び方に関するよくある質問

中古車の選び方に関するよくある以下の質問に回答します。
- 初心者におすすめの中古車は?
- 高年式・低走行車は本当にお得?
中古車の購入を検討している方は参考にしてください。
初心者におすすめの中古車は?
初心者には、安全性と扱いやすい車が重要です。子育て世代には、広い車内とシートアレンジが特徴のミニバンやSUVがおすすめです。人気のミニバンには、ホンダのステップワゴンやトヨタのヴォクシーなどがあります。
SUVは視界の高さと走行性が特徴で、荷物もたくさん積めるため、家族でのお出かけに便利です。トヨタのC-HRやホンダのヴェゼルなどは、初心者にも扱いやすいモデルです。安全性を重視する人には、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備が充実した車種をおすすめします。
信頼性の高いメーカーの車を選ぶことも大切です。トヨタやホンダ、マツダなどの国内メーカーは、故障しにくく修理費用が抑えられるメリットがあります。ハイブリッド車のプリウスやアクアなどは、燃費性能が高く経済的です。コンパクトカーのフィットやノートなどは、小回りが利き駐車も簡単です。
高年式・低走行車は本当にお得?
高年式・低走行車には以下のメリットがあります。
- 新車に近い性能と品質が期待できる
- メーカー保証が残っている場合が多い
- 最新の安全装備や機能を備えている場合が多い
- 燃費性能が良い場合が多い
高年式・低走行車の価格は新車よりも安いものの、中古車の中では高額です。お得かどうかは個人の状況や優先事項によって異なります。安全性を重視し、長期的な使用を考えている場合は、お得な選択肢となる可能性があります。短期間の使用を想定して選ぶ場合は、予算オーバーに注意が必要です。
まとめ

中古車を購入する際は、購入目的や予算を明確にすることが大切です。車選びではボディタイプや走行距離、年式などの細かなチェックを行いましょう。中古車をお得に購入するコツとして、フルモデルチェンジ後の車種や不人気車、試乗車落ちなどの選択肢があります。
中古車を安全に購入するためには信頼できる販売店を選び、見積書や必要書類をしっかり確認することも重要です。子どものいる30代夫婦には、安全性や広さ、使い勝手のよさを重視した車選びがおすすめです。家族のニーズに合った中古車を探し、満足度の高い購入を実現しましょう。
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